不動産お役立ちコラム

相続税が増税。その対策。

皆様、本年も不定期更新のこのブログに
お付き合いいただき、有難うございます。

今年最後の更新です。

2015年1月1日より相続税が増税となります。

今までは相続人が3人の場合
8,000万円の相続財産までは基礎控除
で認められており、96%の人は相続税の
心配が不要でしたが、
基礎控除が4,800万円に減額される為
課税対象者が増えるとともに、もともと課税
される方は増税になるというものです。

よく相続税対策で、アパートやマンションを購入
あるいは建築して・・・という話を聞きますが
引き続き現金を不動産に替える手法は有効な
相続税対策ですし、そのために借入をしてマイナス
財産を作っておくことも有効です。

この相続税対策で、貴重な老後を走り回っている
方を今まで何人もお見受けしましたが、お気の毒
というか何というか、この方はお金が無かった方が
よほど幸せだったのでは?と思う方もいらっしゃいます。

「最高の相続税対策は使ってしまうことだ」と
言っていた税理士の先生がいましたが、本当に
資産家の方って、立派なマンションを人に貸して
自分はスカスカの古い木造住宅に住んで節約して
不自由していたりするんです。
それが美徳と言われれば一言もありませんが・・・

私もその気がありますが、お金を使うことに
罪悪感を感じている方が、日本人には特に多い。

お金を使うことも立派な社会貢献です。
まず、ご自分の人生を快適に過ごすことにお金を
使っていただくのがよろしいかと・・・
贅沢ではなく、普通に必要なものや、夢だったもの
は買いましょう。それが最初の相続税対策。

次にできるだけ現金を不動産に替えておく、ただし
相続から10か月以内に相続税を納税できるように。
このあたりからは、直接ご相談ください。

相続はともかく、自分が認知症になってしまったら
というような対策もしておかないとですね。
認知症になれば不動産を売ることもできませんし、
預金もおろせない場合だってあります。
これは親の側も子供の側も、真剣に対策すべき事です。

そんなご相談もお待ちしておりますのでお気軽にどうぞ!

それでは皆様良いお年を(^O^)

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