こんにちは。細淵です。
売中古住宅の中には再建築不可という
物件があります。
理由として多いのが接道義務を満たしていない
という理由。
建築基準法で道路と認定される道に2m以上
敷地が接続していないと建築ができないという
理由です。
再建築不可ですから建物を解体して更地にして
しまうと「建築のできない土地」になります。
リフォーム、増改築はできます。
住宅ローンは断られるケースのほうが多いと思います。
(担保価値としてはほぼゼロなので、個人の信用力しかない)
そんな物件ですので、当然建替えの効く通常の
物件よりは安く売り出しされるケースが多いですが
いったいどういう方が買うのでしょう?
①いかなる修繕もする覚悟の人が自宅として買います。
特に木造住宅は修繕が容易なので、お金の余裕さえ
みておけば、直せないものがないくらい修繕がきく。
DIYが大好きな人にはもってこいです。
②賃貸して家賃を得る目的で購入する方もおられます。
購入資金が安いので、利回りが高い(期待が持てる)からです。
家賃には再建築できるかどうかは無関係ですからね。
そういう方が現金で買うケースが多い。
どうしてもローンを使いたい方は、個別に相談してください。
(基本は難しいと思いますが、絶対無理とは言えないので)
ある方は自己資金を多く出すことによって
また、ある方は別の不動産を共同担保に入れることで
あるいは、今までの良好な取引状況や勤務先の信用力で
ローンが組めるかもしれません。
③隣接地の方が購入することで、接道義務を満たす物件
になり、大化けすることもあります。これはラッキーですね。
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