塚越です。
前回に引き続き慶州世界遺産観光巡りです。
ランチの後は、今回、最も行ってみたかった慶州良洞村。
ここへ行くならタクシーの料金を上げるだの上げないだの攻防があったのですがタクシーの運転手さんが折れてくれました。
こちらも2010年7月にユネスコ世界文化遺産として登録されております。約500年ほど前の朝鮮時代の伝統的家屋が150軒あまり保存されており、韓流歴史ドラマをご覧になったことのある方だったらわかると思いますが、両班が代々住み着いた両班村です。当時の高級住宅街といったところでしょうか。今も実際に生活をなさっている方もいて、お宅を拝見させていただきましたが外観は昔の家屋風、室内は現代風(窓はサッシ、エアコン、オンドルも付いてます)のおうちもあります。
お次は「瞻星台」
東洋で最も古い天文台と言われています。1300年以上前の太古の人々は星をみて何を思ったのでしょうか。361個の石を積み上げて作ってあるそうですが、それがいまだにこんなにも保存状態良く残っているのはやはりすごいことです。
そしてお次は「天馬塚」
大陵苑という23個ある古墳群の一つですが、この古墳から白樺の皮で作られた天馬を描いた馬の泥よけが出土したことで天馬塚と名づけられました。翼の生えた白馬がたてがみを風になびかせて空を翔ける姿が描かれています。この天馬塚からはそのほかにも金冠や腰帯など1万1500点余りが発掘されたそうで、内部が公開されており、見事な金冠などを見ることができます。内部での撮影は禁止です。
今回行った慶州(キョンジュ)は地域一帯に散らばる古墳や文化財などの数から、屋根のない博物館とも呼ばれています。ここで書ききれないほど他にもまだまだ周った所はありますが、慶州観光のお話はこの辺で終了です。
また、次はどこへ行こうかな。
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