塚越です。
先日、「首都圏外郭放水路」の見学へ行ってきました。
一般見学は予約制で、簡略コース以外は予約受付開始後すぐに定員になってしまいますので、行ってみたい方は気合を入れて予約してください。参加条件は自力で階段を100段上り下りできる方とありますが、ゆっくり移動してくださいますのでそれほど気合は必要ではありません。ただし、地下22mの位置にありますので、体力に自信のない方はビル6階分くらいは上り下りできるか浦和パルコ等で試してから行った方がよいでしょう。
「首都圏外郭放水路」は埼玉県東部にある中小河川の洪水を江戸川に流すための地下の川です。世界最大級の地下放水路です。
この地下の巨大な空間はよく地下神殿などとも言われ、テレビでもたびたび紹介されていますのでご存知の方もいらっしゃるでしょう。今年もゲリラ豪雨がありましたので、そんな時にはこの巨大な空間が水で満たされるそうで満水の状態も見てみたいものです。土砂が流れ込む場所なのに綺麗で臭いなどもありません。
排水能力は最大で1秒間に25mプール1杯分の水を排水することができるそうです。
水が引けたあとはやはり泥がたまるので、天井(地面か ら地下)からブルドーザーを入れてお掃除をするそうです。
水つながりで、私たちが毎日利用している水道施設の見学会にも行って参りました。
行ったのは県営大久保浄水場。1日最大給水量130万?の処理能力がある国内最大級の基幹浄水場で約380万人が利用しているそうです。荒川の水を取水口から取り入れ、ろ過、浄水をし、出来上がった水を今度は市や町の配水場に送り、家庭に供給されるまでにおおよそ24時間ほどかかるそうです。
水質管理センターでは定期的に化学物質などの検査をしていますが、川のお水でお魚を飼育して、異常がないかも観察しているそうです。意外と単純な方法ですね。
管理物件の近くにある、この施設、
よくわからず気になっていましたが東部配水場で、市内にある浄・配水場をここで集中管理し、効率的に配水する施設でした。さいたま市の飲料用水道水は井戸水も使用されていて、ここでブレンドされ各家庭に供給されるそうです。
たまには身近にある施設の見学もとっても勉強になります。
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