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なぜ危険な投資に騙されるのか?
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定期預金を代表とする元本保証の投資商品は
実質「保管庫」の役目しかなくなっており、
とても投資とは呼べない商品になりました。
人々は少しでも割の良い商品を求め、彷徨って
います。
実現性が薄いのに、計算上は儲かる商品を作り
さえすれば、行き場を失っているお金が流れて
くる。そんな状況を利用してワナを仕掛ける人
がいても不思議ではありません。
シェアハウスにすれば運営費を支払っても高利回り
でハイリターンとか・・・「かぼちゃの馬車」ですね。
「確率3分の1のラッキーが三回続けば儲かります」
みたいな話し。
・募集が上手く行って
・運営が上手く行って
・退去者がなかなか出ない
儲かる確率は27分の1なのに、
27分の26の確率で損するのに・・・
現在賃借人がいるオーナーチェンジの物件に見せ
かけ、相場より割高に貸せている体裁にして、売り
抜けたら、すぐに賃貸借契約を解約してしまうなど
合法的な犯罪というか、不注意な投資家狙いという
べき手法もあるようです。
計算上は利益が出るが、もし金利が上昇したら?
半年間空室になったら?家賃の滞納があったら?
一気に赤字になるような、薄氷を踏むような投資話
があふれかえっています。
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向こうから来る投資話に儲かるものはない
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これが真実です。
なぜなら、本当に儲かるならその話はあなたの
所に来る前に、片付いているはずだからです。
昔、命を救ってあげたような人が持って来てくれた
話しなら、もしかしたら儲かるのかもしれません。
(それも私は信じられませんが・・・)
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儲かる不動産投資は全部インサイダー情報である
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株式投資と違って、不動産の場合は全ての情報が
市場に公開されて、公平に取引される必要があり
ません。ですからインサイダーといっても、罪では
ありませんし、誰からも責められません。
特別安い不動産の情報を得るのはもちろん、インサ
イダー情報ですが、一般に流れている情報を独自に
動くことによりインサイダー情報にすることもできます。
例えば1200万円の不動産があります。この情報は
インターネットで流れており、誰でも目にすることが
できます。Aさんは、この物件に興味をもち、不動産
会社に連絡をして、「1000万円にならないか?」
と打診してみました。
「今月中に契約して頂ければOKです」との回答。
インサイダー情報が一つ出来上がりました。
この物件を1000万円で購入できることは世間の
人は知らないからです。
この物件から年間100万円の収益が上がるとすると
世間の人々が知っているのは利回り8.33%の物件。
Aさんは利回り10%の物件として知っているのです!
こちらから動きましょう!
よく調べましょう!
そしてもしあなたが不動産のプロではないなら、謙虚に
限界を認めて、プロにアドバイスを求めることも必要
かもしれません。
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