塚越です。
さて、前回に引き続き旅行のお話です。
前回までお話した、九寨溝ではお天気に恵まれず、重ね着をして、使い捨てカイロを背中に貼っても、
夕方には一層気温が下がってきて、震え上がるほどの寒さでした。高山病で頭痛と吐き気がひどく、
ご飯もそこそこに熱いシャワーを浴びて(お湯が出るのは19時から24時までの時間制限付き)寝る
準備。翌朝は5時15分出発のためモーニングコールを頼もうとしたら、
「フロントから客室に電話をするシステムがないからモーニングコールが出来ない」と
云われ(モーニングコールができないホテルって・・・)、携帯のタイマーを使おうとしたら、
バッテリー不足、しかも充電するのにものすごく時間がかかるため(やはり、電気の量が日本と
違うのですね)仕方なく前のお部屋の人に4時半に起こしてくれるよう頼みました。
(ご飯の時にお隣の席だっただけの人に翌朝、起こしてくれと頼まなければいけないこの辛さ・・・っくぅ
翌朝、無事起こしてもらいました。良い人で良かった~。)
標高に体が慣れたのか翌日には頭痛もすっかり無くなっていました。
早朝はかなりの冷え込み。前日、空港で慌てて買った厚手のタイツを履き(1足900円(高っ!)、
しかも1回洗濯したら穴が開きました)、使い捨てカイロを体中に貼り付け出発。
バスの中はエアコンも効いておらず、ブルブル震えながらホテルで作ってもらった朝ごはんのお弁当を
いっただきま~す。前日に体調が優れずあまりご飯を食べれなかったので楽しみにしていた朝ごはん
中を見てみると・・・
発泡スチロールみたいなカチカチの蒸しパン(全く味なし)、茹でジャガイモ、茹で卵(共に塩なんて
ついてません)、牛乳、みかん。食べれたのはみかんのみ。トホホ
。
ちなみにランチも一緒に渡されて、中身は朝食のお弁当+魚肉ソーセージ+ザーサイ+りんご。でした。
こんなこともあろうかと日本から持ってきたビスケットが大変役立ちました。朝起こして下さった方に、
おやつにイカの燻製を差し上げたところ大変喜んでもらえました。
っで、やっと本題、黄龍観光です。
辺りは苔むしていて、とっても空気がおいしいです。絶対に妖精がいるに違いない!
山の中腹にはチベット教のタルチョも見えます。風に乗って仏法が広まるよう願いが込められています。
途中、チベット教のお寺があり、マニ車もあります。これを廻すと廻した数だけお経を唱えたことになります。もちろん回しまくりです。
どーも重いと思ったら、筒の中には経文が書れた紙がロール状に詰まってます。噂には聞いてましたがホントに経文が入ってました。
「争艶彩池」は大小660個の池がその美しさを競い合っている様子から名づけられました。 この頃にはすっかりお天気も良くなり、汗だく
。こんなきれいなお水にも中国の人はガーッ、ペッ、ペッと痰を吐きます。やめてほしい~。
「金砂舗地」は岩肌が金色に輝く龍のようであると言われてます。
ちなみにこれから黄龍に行ってみようかなっと思う方はガイドブックには山道は遊歩道になっているので
登山未経験者でも大丈夫と書いてありましたが、のろのろ歩きで下山まで4時間ほどかかるので
未経験者はそれなりの支度をしていきましょう。特に靴選びによって足の疲れ方が違うと思います。
私はタウンシューズで行き、最後はあまりにも疲れて足が上がらず躓きまくってしまいました。
そしてこの日はまた、飛行機で黄龍から成都に戻ります。
成都では下界に降りてきたためすっかり体調がもとに戻り、食欲も湧いてきました。
ちなみに神経質な私は使いまわしの箸とかに少々抵抗があるのですが、ここまでしてくれているとちょっと安心。食器パック。こういうところに中国の変化を感じます。田舎のホテルでも少しずつ英語が通じるようになってきました。(その前に自分の英語力はどうなんだって話ですが・・・)
この続きはまた次回。
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