塚越です。
先日、いつも行くスーパーでお買い物をしていたら、30代前半と思しき主婦2人が鮮魚売り場で
「生きてるっ!動いてるっ~!!動いてるっ~~!!!」と大騒ぎをしていました。
珍しくエビかカニでも売ってるのかと思い、後で私も見に行ってみようと2人の立ち位置を確認。
数分後、その場に行ってみるとパック詰めされたイカでした。
最近の目覚ましい輸送技術の向上で食卓まで活きたままご提供していただけるのか?と思い、
イカの活き作り(韓国料理では活きたまま食べました)でもやってみようかと思慮しているふりをして、
それでも本当にパック詰めされたイカが活きてるのか半信半疑で30秒ほど凝視していました。
でもピクリとも動きません。そのうち「あーた、パック詰めされたイカが活きているなんてあるわけないじゃないですか~」と
デヴィ夫人風に心の中でつぶやきましたが、それでもあの2人の騒ぎっぷりを思うと確認せずにはいられず
さらに凝視。それでもやっぱり動きません。次の瞬間、これは素人を対象にしたドッキリカメラにちがいないと
思い、周囲に隠しカメラがないか探してしまいました。「ドッキリカメラ」と書かれた看板を持った人が
じゃじゃじゃ~んと現れて、今のを放送しても大丈夫ですか?とか訊かれ、「私は別に騙されたんじゃないです。
イカを吟味していただけです。」と答えるシーンまで想像してしまいました。が、そんな心配も無駄に終わりました。
あの二人の騒ぎは一体何だったんだろうと疑問が残るばかりです。
その数日後、いつもは行かないスーパーで鯵を購入。いつも行くスーパーでは下処理をしてもらうのですが、
小心者の私は下処理を頼めず、自分で内臓を取り出すことにしました。ハラ部分に切り込みを
入れ、内臓を掻き出している最中に「そういえばこの前のイカ騒ぎは何だったろ」と回想ていたら、突然、
携帯のバイブが鳴り始め、咄嗟にその振動が鯵から発せられたものかと思ったのか、あまりにもびっくりして
包丁を足の上に落としてしまいました。その後も、しばらく心臓がバクバクしていました。
鮮魚もほどほどがよいですね。
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