塚越です。
先日、富士山が世界遺産に登録されました。我が国では17番目の登録です。
いつかは国内の世界遺産を全て周ってみたいですが、足腰が丈夫なうちは海外の世界遺産に行っておこうと思っているので、国内は3ヶ所しか行っていないことに新聞をみて気づきました。(しかも修学旅行とか
。)
ニッポン好きの外国人より行ってません。いつでも行けると思うとついつい後回しになってしまいます。
富士山などはそろそろ行っておかないと体力的に限界ですね。いや~、もう無理か。
山小屋にお泊まりになった方の話をお聞きすると、一人1帖未満のスペースにお隣の人とは逆向き(目の前にお隣の人の足がくるように互い違い)に寝て、
しかも男女の別もなく、手を洗うお水もないって…生理的にムリです
。
旅館じゃないからしょうがないですけど…入山料を試験的に任意で1000円徴収することが決まりましたが、もっと払ってもいいからもうちょっと滞在しやすくしてほしいです。
ところで内戦が続くシリアでは6個ある世界遺産の全てが危機遺産に登録されました。
そしてユネスコによるとうち5個に内戦による被害が出ているそうです。先日アレッポの古代都市の大半が焼失したとニュースで報じていました。内戦前と同じものを見ることはもうできなくなってしまいました。
かれこれ10年前になりますがシリアのパルミラ遺跡やダマスカスの旧市街などに行きました。
当時はゴラン高原がキナ臭い感じでしたが、その他は平和でのどかでした。パルミラ遺跡の中には紀元前に建てられたものもあり、当時の街並みがわかるほどとても美しい状態で残っていました。
ダマスカスのウマイヤドモスクは世界最古のモスクと言われ、現代でも市民の生活の中に溶け込んでいました。
いったい今はどうなっているのでしょう。
数千年の歴史を一瞬にして人間の手で破壊してしまうなんて本当に悲しいことです。行ったことのある場所が今では戦地になっているかと思うと残念でなりません。
遺跡が破壊されるということは、その前に多くの命も犠牲になっているのでしょう。
シリアの政治についてはよくわかりませんが、一刻も早く平和な国、安心して旅行ができる国に戻ってほしいと思います。
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