ただ今、当社で売り出し中の物件に土地の権利が
借地権の物件があります。(旧法借地権)
土地の権利は所有権の物件が圧倒的に多いです
から、お客様への説明もその分多くなります。
借地権のメリット・デメリットなどは、親切な解説を
施したホームページが沢山あるでしょうから、そちら
に譲るとしましょう。
借地権を検討するにあたり、所有権のことも整理して
考えた方が良いと思いますが、そもそも物件を所有する
ということは、固定資産税などの支払い義務が生じます
ので、考え方によっては専用使用権を持たせてもらう
見返りに固定資産税を払っている。これって借りている
のと同じじゃないか?とも思うわけです。
また、住宅ローンを組んで購入していれば、銀行など
金融機関の抵当権が設定されていますので、ローン
の延滞などがあれば、強制的に売却されますから
真の所有者は金融機関で、毎月ローンを送れないで支払う
ことで、不動産を貸してもらっているとも言える。
所有って何だ?と思うわけです。
「自由に処分できて、維持費を強制的に徴収されないもの」
と所有を定義した場合、不動産に所有は無いことになります。
車も携帯電話も所有している気持ちになっているだけで、
実際は専用使用権を得ているだけの借り物と見ることも
できますよね。
借地権がさらっと受け入れられれば、所有権の物件を買う
よりもかなり安く物件を手に入れることができます。
手に入れる=所有ではありませんが、真の所有は不動産
には無いと賛同された方は検討に加えてみてはいかがでしょう。
注意しないといけない借地権もありますので、ぜひ当店にご相談ください。
この記事へのコメントはありません。