先日ラジオで聞いたお話しです。
アメリカ人が不動産にかけたお金と
今それを売却したらという金額はほぼ同じ。
それに対して日本人が不動産にかけたお金と
今それを売却したらという金額はマイナス500兆円!
だそうです。
(何年の期間で計算したかは失念しました)
その主な原因は、日本の中古住宅評価。
アメリカなどではリフォームで価値を上げることが
当たり前に起こるのに、日本では木造住宅は22年で
法定耐用年数を迎えることから、20年経つとゼロです・・・
みたいな査定になっています。
法定耐用年数=寿命ではありません。
(単なる税務上の原価償却期間)
こんなことが原因で、国の富が500兆円も減っている。
以前このコラムでも取り上げましたが、家の寿命は実は
結構長い。大事に使って建て替えのサイクルを延ばせば
余計な支出を、もっと価値あることに回せます。
高齢化社会やら何やらでお金がたくさん必要なのに
不動産で500兆円も損している場合ではありません。
当店としましても、引き続き住宅の価値をしっかりと評価
していくことで、中古住宅の価値を守る一因になって
行きたいと思います。
既に住宅をお持ちの方は、お手入れして長持ちさせて
頂きたいですし、これから購入される方はぜひ中古も
検討の対象に入れてくださいね。
中古パワーを有効活用しましょう!
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