不動産お役立ちコラム

親が元気なうちに公証役場へ行こう

皆様は公証人のお世話になったことがありますか?

公証人とは検事などを退官した法律のプロ。

その役場に行くと、いろいろな取り決めを
書類にして、公証人がお墨付きをくれます。
(もちろん有料です)

身近な所では、遺言状。

不動産がらみでは私道の取り決め等。
公証役場で公正証書を作成しておくと、将来安心です。

口約束はもってのほか。
書面も不備だらけの私文書では心もと無いですからね。

先日、私の両親と行ってきました。

私が行なったのは「任意後見契約」

親が突然寝たきりになったり、認知症になったり
したときに、条件付きで療養看護及び財産の管理
に関する事務ができる代理権を私は付与されました。
(私は資産家の息子ではないので念のため)

これが無いと、預金通帳の再発行なんて些細な事も
「本人を連れてきてください」となります。
寝たきりの親を銀行に連れて行けますか?

この契約は法務局に登記されますので、親がちゃんと
判断力のある時に、私に財産管理を任せた強力な証拠
になります。

老人ホームに入るから、自宅を売るなんて事も
私が手伝うことができます。

私は法律家ではないので詳しいお話はできませんが
「任意後見契約」でネット検索してみてください。
この契約をしていなかったことで大変な目にあった
方々の体験談もあると思いますよ。

私はそれを読んで、親と話して行ったんですけどね。
親が60才以上の方は真面目にご検討ください。

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